北総開発鉄道開業日(昭和54年3月9日)

北総鉄道は、東京都葛飾区の京成高砂駅と千葉県印西市の印旛日本医大駅を結ぶ32.3kmの鉄道線です。京成高砂駅は、駅名の通り、 京成電鉄京成線と接続しており、また、印旛日本医大駅から先は、京成電鉄京成成田空港線(成田スカイアクセス)となっております。 したがって、北総線は自社車両の他、京成電鉄・東京都営地下鉄・京急電鉄の車両が乗り入れております。 北総鉄道は、千葉ニュータウン建設開始に伴い昭和54年3月9日に北総開発鉄道として新京成電鉄北初富駅から小室駅間7.95kmが部分開業しました。 開業当初は、北初富駅で新京成電鉄に乗り入れ松戸まで相互乗り入れをしていました。平成3年3月31日に京成高砂駅と新鎌ヶ谷駅間が開通し、 現在の4社による相互直通運転が始まり、平成4年7月8日に新京成電鉄に新鎌ヶ谷駅が開業したことにより新京成電鉄との相互直通運転は廃止となりました。 小室から東も順次延伸が進み、平成12年7月22日に印旛日本医大駅が開業、平成22年7月17日に京成成田空港線(成田スカイアクセス)が開業しました。 なお、北総開発鉄道は平成16年7月1日付で会社名を「北総鉄道」、営業線名は「北総線」と変更されました。
昭和54年3月9日、北総開発鉄道が開業した日の記録です。千葉ニュータウン建設が進む北総台地、新しい時代への変革が感じ取れました。


小室駅に到着した北総開発鉄道7000系

小室駅の西側は国道16号線が高架でクロスしております 小室駅から後追い撮影

7000系はフランス国鉄の電気機関車に似た独特の前頭部形状で、「ゲンコツ電車」と呼ばれました 小室駅

小室駅近くにはマンションが完成していました 小室−白井

戸建て住宅の建設も始まりました 小室−白井

沿線は広大な北総台地です 上:小室−白井 下:白井−小室

新京成電鉄からの乗入れ車 小室駅到着
新京成電鉄には最新鋭の8000系がありましたが8000系の乗り入れはなく、釣り掛け車が乗り入れの主力車でした 何ともいえないミスマッチを感じました

上:白井−小室(右は後追い撮影) 下:小室−白井(後追い撮影)



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