京浜急行電鉄400形
400形は昭和40年、主力として活躍していた3扉ロングシート釣り掛け駆動車を形式整理し誕生した車両群です。
従って、その生い立ちはさまざまですが、外観上は正面3枚窓車と2枚窓車に分けられ、それぞれ「角400」「丸400」と呼ばれておりました。
釣り掛け車ながら、加速度と高速性には定評があり、夏季海水浴特急にも使われ、昭和50年代でも京浜川崎−逗子海岸間の急行列車に使われておりました。
100km/hでの本線高速運転で、車内の横揺れ、横揺れで吊皮が天井にぶつかる様は魅力満点でした。
しかし非冷房車ゆえ、昭和50年代半ばに本線上から引退したのちは、空港線や大師線で余生を過ごし、昭和61年に引退しました。
なお、展示写真の中に電車区や工場内で撮影したものがありますが、これらは、管理人が当時所属しておりました鉄道研究会の公式見学会の時のもので、職員立会いの下での撮影です。
こちらは丸400 ブタ400とも呼ばれておりました 金沢文庫−金沢八景 昭和52年2月5日 |
各駅停車逗子海岸行き 金沢八景−金沢文庫(後追い撮影) 昭和52年10月 |
急行逗子海岸行き 金沢文庫−金沢八景 昭和51年5月22日 |
回送列車が金沢文庫検車区に到着 金沢文庫−金沢八景 昭和51年5月22日 |
400形417号サイドビュー 金沢文庫検車区 昭和52年10月 |
京浜子安駅に停車中の急行京浜川崎行き 昭和52年10月 |
角形と丸形400形 神奈川新町検車区 昭和52年9月 |
神奈川新町検車区で検査中の400形 昭和52年9月 |
神奈川新町検車区で検査中の400形 昭和52年9月 |
久里浜工場脇に留置された400形 昭和52年10月 |
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