名鉄パノラマカー7000系
子供の頃絵本で見た名鉄のパノラマカー。
国鉄151系こだま号、小田急3000系ロマンスカーと並ぶ絵本の主役でした。
パノラマカー7000系は昭和36年に誕生しました。
昭和38年には、7000系の改良型として、外観が似ている7500系が誕生しました。
7000系、7500系は、パノラマカーの愛称で、長い間、特急列車に君臨しました。
こだま号、ロマンスカーが遠い昔に引退している平成の時代にも、名鉄パノラマカーが残っていた事を大きな驚きでした。
昭和63年に新型特急車両として1000系「パノラマSuper」が登場したことに伴い、パノラマカーは一般用車両への格下げが始まりました。
平成10年からは、検査期限切れとなる車両の廃車が始まりました。
平成17年に空港線が開業したしました。
改良型の7500系は、空港線に乗り入れできない事情で、7000系が残ることになり、改良型の7500系が先に廃車になりました。
しかし、7000系も平成20年12月26日に定期運用がなくなり、そして、平成21年8月30日の団体専用列車「ありがとうパノラマカー」の運転をもって営業運行は終了しました。