西日本鉄道 宮地岳線貝塚駅訪問(平成17年)

西日本鉄道宮地岳線は、福岡市東区の貝塚駅と糟屋郡および宗像郡を結んで福岡県福津市の津屋崎へ至る20.9km の路線でした。 貝塚駅は西鉄福岡市内線と接続しており、また福岡市東区の和白駅では国鉄香椎線と接続し、沿線住民の他福津市にある宮地嶽神社への参拝客も利用していました。 しかし、昭和54年2月11日の西鉄福岡市内線全廃により利用客の減少傾向が始まりました。昭和61年11月12日に福岡市営地下鉄箱崎線貝塚駅が開業し利便性が改善されましたが、 宮地岳線はJR九州の鹿児島本線と並行しており、また西鉄新宮駅付近から津屋崎までの区間はさらに国道が並行しいることから利用客の増加が見込まれないことから、 平成19年4月1日に西鉄新宮−津屋崎間が廃止となりました。廃止に伴い、宮地岳線は貝塚線に改称されました。 なお、宮地岳線はルーツが博多湾鉄道汽船によって開通した路線であったことから、軌間は他の西鉄の路線とは異なる1067mmが採用されております。
平成17年9月13日、空き時間を利用して宮地岳線貝塚駅に足を運びました。吊り掛け車も残っており久々に吊り掛け音を楽しむことができました。 貝塚駅には平成28年に再訪しており西日本鉄道 貝塚線(平成28年)に展示しております。

吊り掛け車300型

貝塚駅を発車した300型(後追い撮影)

こちらはカルダン車600型 貝塚駅にて



貝塚駅点描



     【大手民鉄館】トップへ戻る