小田急電鉄 ロマンスカー7000形(LSE車)

7000形(LSE車)は、昭和55年に登場した特急用車両(ロマンスカー)です。 当時のロマンスカーは3000形(SSE車)と3100形(NSE車)が活躍していましたが、3000形(SE車)の老朽化が進んおり後継車両の開発が課題となっていました。 検討結果、7000形(LSE車)は、好評であった3000形(SE車)のオレンジバーミリオン・ホワイト・グレーの小田急ロマンスカーのイメージを踏襲し、居住性や機能性を向上したロマンスカーとなりました。 平成3年からリニューアル工事が行われ、塗色は100000形(HiSE車)と同様のホワイトベースに濃淡ワインレッドの帯が入るデザインに変更されましたが、平成19年から再びオレンジバーミリオン・ホワイト・グレーに変更が始まり、平成24年に稼働する全編成が登場時色に戻りました。
ロマンスカーは、10000形(HiSE車)、20000形(RSE車)と開発が進み、平成29年には7000形(LSE車)の後継車となる70000形(GSE車)が誕生し、誕生から38年たった7000形は平成30年3月17日のダイヤ改正で一編成のみとなり、平成30年度に引退しました。

運行開始前の試運転 新松田−渋沢 昭和55年12月21日

HiSE色の7000形
上:狛江−喜多見 下:喜多見駅を通過(後追い撮影) 平成23年1月30日


はこね6号 南新宿駅通過(右は後追い撮影) 平成30年3月16日

はこね19号 新宿−南新宿 下3枚は南新宿駅通過(後追い撮影) 平成30年3月16日

はこね19号 南新宿−参宮橋(南新宿駅から後追い撮影) 平成30年3月16日

はこね14号 代々木八幡−参宮橋 下2枚は参宮橋駅通過(後追い撮影) 平成30年3月3日

はこね29号 参宮橋−代々木八幡 下1枚は代々木八幡駅通過(後追い撮影) 平成30年3月3日


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