東急電鉄大井町線で撮影した7000系と7200系、8000系

7000系は、昭和37年に登場した日本初のオールステンレス車両です。 東横線と帝都高速度交通営団(現在の東京地下鉄)日比谷線の直通運転を前提として設計されたオール電動車で編成でした。 冷房装置を搭載していなかったため、東横線の急行は暖房車と揶揄されましたが、日比谷線乗り入れ用車両として製造された1000系が昭和63年により置き換えが始まりました。 大井町線や目蒲線に転属し活躍を続けましたが、7000系と同様、平成12年に営業運転を終了しました。
7000系はオール電動車でしたが、日比谷線と東横線以外の各線(田園都市線、目蒲線、及び池上線)では必ずしもそこまでの性能は必要なかったため、動力車と付随車の構成比を1対1としたのが7200系です。 7200系は昭和42年に登場しましたが、平成12年に営業運転を終了しました。
8000系は、東急では初の20m車で、量産車で日本初となるワンハンドルマスコン、電気指令式ブレーキを採用した車両です。 当初は新玉川線向けに投入されましたが、半蔵門線への乗り入れ対応がされていなかったので、東横線と大井町線での活躍となりました。 平成13年から廃車が始まり、平成120年1月13日のさよなら運転を最後に引退しました。

7000系 尾山台駅 昭和61年6月22日

7200系 九品仏−尾山台(尾山台から後追い撮影) 昭和61年6月22日

8000系 尾山台駅 昭和61年6月22日

昭和61年6月22日は東急電鉄をリゾート21が記念列車として走りました
8000系とリゾート21の並び 尾山台駅 昭和61年6月22日



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